先週1週間災害支援に行ってまいりました。
岡山県倉敷市にある病院で、多くの被害が出た真備町から車で30分程度の場所です。
支援先の病院周辺は生活機能が落ちてないとのこと。
ただし直前に台風が通過したこともあり、キャンピングカーにいろいろ詰め込んで出動!(後述しますが実は意外と燃費が良いというのもあります)
名古屋~倉敷間はの~んびり走って5時間ほど
普通車だと大変かなぁと思うんですが、疲れたら寝れる!という心の余裕があまりつらさを感じさせません。
実際2.5時間運転して5時間SAで寝て、2.5時間運転して到着!
ごろんとフルフラットで休憩する度体力が回復するので、無理せず運転できるというのもキャンピングカーの良いところですな!
(雀運転中の撮影ではございません、googleの画像検索に引っ掛かったヤーツでございます、あしからず、、、)
運転中、また倉敷市内中心部を走行中も、豪雨の影響はあまり感じませんでした。
雀の支援など本当に必要なんだろうか、と思いながら病院入り
もちろん支援先の病院での水道、ガス、電気使用は可能で、病院機能は保たれておりました。
業務は救急外来や内科外来、病棟管理、当直など、正直めちゃめちゃ働きました。
「めちゃ」2個じゃ足りないくらい。。。
働き始めて、現地に赴かないとわからないことがたくさん!
医療支援が必要な理由
・被害地域の病院が機能していない
・入院していた患者様の転院が必要となる
・普段総合病院や診療所を定期受診していた患者様も受診先がない
・周囲の病院で外来、入院とも引き受けるが、退院先の自宅も壊滅していて帰れない
・そもそも自宅での生活が困難と思われる高齢者等は、通常施設やリハビリ病院を探すが、そういった施設も被害を受けているため退院できない
・退院はできないが、入院は止まらないため、病棟管理に人手が必要
・支援のため現地入りしている土木関係の作業員の方が熱中症になり運ばれる
等々。。。
通常は急性期病院、回復期病院、慢性期病院や施設、診療所・クリニックが上手に役割分担して患者様に対応していくのですが、どこかが崩れると芋づる式に混乱を来すことを実感しました。。。
また、最後のところも現地入りしないとわからなかったことですね。
先ほどめちゃめちゃ働いた、と書いたけど、こういった作業員の方が運ばれてくると、1週間しかいないなら頑張らねば!
作業員の人たちのほうが暑い環境で頑張ってるよな、と、こんなこと思って申し訳ないけど毎日勇気づけられました(熱中症を見ない日はなかった!!)
ホテルに帰っても、会う人の9割方が作業員!
ホテル駐車場:左に作業用トラック、右奥には雀のキャンピングカー
(これは空いてる時の第4駐車場で、実際はもっとたくさんの作業車が停まってましたよ~)
向こうはキャンピングカーで旅行気分で来やがってと思ってるかもしれませんが、雀は勝手に同僚気分で見てました。
お互いお疲れ様です!
1週間とっても疲れたけど、少しはお役にたてたのかな?
これからも仕事は山積みです。
退院先のない入院患者様がいっぱいなので、行政にはこういうところも早めに対応してほしい、といった声が現地の医師・看護師から聞こえてきました。
雀は本当の意味での?被災地入りはしませんでしたが、現地の報道を見ても、まだまだガレキの山がたくさん残っています。
避難所から直接受診される患者様は、「この咳は周りにうつるか?」と心配されています。
観光客・旅行者がいないためホテル業界が悲鳴をあげている、というニュースも目にしました。
ボランティアだけでなく、現地を訪れてお金を使う、ホテルに泊まる、だけでもありがたいのかもしれませんね。
たくさん学べることもあります!
雀も数年ぶりに岡山で働く大学の後輩と語らうことができ、激務の中にもほっと一息ついたり。。。
↑心温まるおちょこ
ちゃんとお金を使ってきました!(呑むための言い訳?)
でもここ、ほんとにおいしくておすすめでした。
後輩が予約してくれたんですが、でかした!!(と、ここで褒めておく)
瀬戸内の魚料理とうまい酒「しんすけ」めちゃめちゃオススメ!
「めちゃ」2個じゃ足りないくらい。。。
今回の燃費
高速を雀のSAKURA(2WD)で走ると、今回の旅程では9km/L走りました。
場所によってまちまちですが、SAKURAは軽油を食べるので安上がり。
雀のファミリーカー(ステップワゴンスパーダ)が街乗りだと8km/L前後、高速でも11km/L前後です。
ということは?
うちの近くのGSがレギュラー146円/L、軽油128円/Lくらいなので、、、
SAKURA⇒14.22円/km
ステップワゴン⇒13.27円/km
1km走るのにかかるお金はSAKURAちゃんのほうが安い!
という検証もできました。
今日はここらでよかろかい。
ここまでは先日の大河ドラマ「西郷どん」第29話「三度目の結婚」で不覚にも泣いてしまった雀がお送りしました。
(これを「雀の涙」と言うとか言わないとか)