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Up To Date様に学ぶコロナのセルフケア②💊

前回記事👇に引き続き

 

 

 

「いざ熱が出てからどうしたら良いかわからない」

「濃厚接触者になってしまったが受診しなくていいの?」

などの状況をできる限り回避し、

少しでも能動的に動けるよう勉強するシリーズです📝

 

※現在雀は国外脱出中です🛫

前回はコロナ感染を疑う症状や

検査の考え方まで学びました✍

 

リスクの層別化

患者を中心とした継続的なケアマネジメントのアプローチは、臨床的な重症度の評価と同様に、重症化のリスクの層別化に基づいている。

 

患者さんを中心としたケア」です

つまり患者さん自身で能動的に動きましょうということです💡

 

重症化リスクの評価

ワクチン未接種であることに加え、高齢および特定の慢性的な病状(後述)は、重症化および高死亡率と関連している。

年齢の上昇は、重症化に関連する最も重要な危険因子の1つであると思われる。2022年6月までに収集された米国のデータでは、30歳未満の成人と比較して、死亡リスクは、50歳から64歳で25倍、65歳から74歳で65倍、75歳から84歳で140倍、85歳以上で330倍高くなる。

特定の基礎疾患を有する患者がすべて一様に重症化するリスクが高いわけではない。例えば、がん患者における重症化リスクは、悪性腫瘍の種類や化学療法の使用など、いくつかの変数によって異なる場合がある。

また、COVID-19感染は、危険因子がない患者であっても、あらゆる患者に致命的な病気を引き起こす可能性があることも重要な点である。

さらに、COVID-19の小児の大部分は軽症であるが、基礎疾患を有する乳児および小児は厳重な監視が必要であり、重症化は基礎疾患を有する小児で最も発生しやすい  。小児多系統炎症症候群(MIS-C)は、現在または最近のCOVID-19の感染または曝露に関連して小児および青年で報告されている、まれだが重篤な状態である。

 

重症化リスクを評価して、COVID-19に特異的な治療法の必要性を検討しましょう、ということです

やはりワクチンが重症化を抑えていることは証明されていますね

加えて、例え重症化リスクがなくても致命的となりうる、というところがコロナの怖いところです💧

 

重症化リスクとなる疾患が挙げられていたので下記に示します;

リスクとしての可能性の高いもの、または確実なもの:

・年齢65歳以上
・喘息
・癌
・脳血管障害
・特定の基礎疾患を有する小児
・慢性腎臓病
・慢性肺疾患(間質性肺疾患、肺塞栓症、肺高血圧症、気管支拡張症、COPD)
・慢性肝疾患(肝硬変、非アルコール性脂肪性肝疾患、アルコール性肝疾患、自己免疫性肝炎)
嚢胞性線維症
・糖尿病
・様々な障害(ADHD脳性麻痺、先天性奇形、セルフケアまたは日常生活動作の制限、知的発達障害学習障害、脊髄損傷など)
・心臓疾患(心不全、冠動脈疾患、心筋症など)
HIV
精神疾患うつ病を含む気分障害統合失調症スペクトラム障害など)
・神経疾患(認知症
・肥満(BMI30kg/m2以上)および過体重(BMI25~29kg/m2)
・運動不足
・妊娠または最近の妊娠
原発性免疫不全症
・喫煙(現在および過去)
・鎌状赤血球症またはサラセミア症
・固形臓器または血液幹細胞移植
結核
・コルチコステロイドまたはその他の免疫抑制剤の使用

リスクの可能性があるもの:
・α1アンチトリプシン欠乏症
・気管支肺異形成症
B型肝炎
C型肝炎
・高血圧症

 

喘息持ちの方や肥満の方は十分に気を付けなければいけませんね😷

本日はここまで💡