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慢性疲労症候群②

GWいかがお過ごしですか??

すごい暑いですね🌞

 

それでは前回記事👇の続きです💡

 

 

今回は気になる治療編まで📝

評価

慢性疲労患者に対して、以下の初期検査をおこなっている:
・血球検査
・生化学検査(グルコース電解質、カルシウム、 腎機能検査、肝機能検査を含む)
甲状腺刺激ホルモン
クレアチンキナーゼ(筋肉痛や筋力低下がある場合)

 

病歴や検査で睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、睡眠検査を行う。

病歴や検査で副腎機能不全が疑われる場合は、副腎機能不全を評価する。
ルーチンの神経画像診断は行わない。MRIやSPECTの異常は、対照群よりもCFS患者に多くみられるようであるが、これらの所見は重要性が不明であり、診断や治療には影響しない。

 

CFS以外の疾患を否定しましょう、という検査内容になってますね

CFSを診断するための検査、というニュアンスではないです💧

 

治療の概要

CFS患者には多くの治療法が試みられているが、治癒するものはない。したがって管理は、睡眠障害、疼痛、抑うつや不安、記憶力や集中力の低下、めまいやふらつきなどの一般的な症状や併存疾患の治療に重点を置き、支持的なものとする必要がある。

とうとう言われてしまいました😱

治癒するものはない」ですと💦

じゃあどうしたらいいの❔ということで続きです👇


CFS 患者を治療する際には、臨床医が患者との信頼関係を築き、サポートと安心感を与えることが重要である。臨床医は、以下のことを行うべきである:

症状の程度は様々であるが、完全に回復できないこともありうること、そして、 症状は正当なものであることを説明する。また、権威ある機関が、CFSは現実の病気であり、 症状は想像上のものでも、仮病によるものでも ないと結論づけていることを患者に伝える。
CFS患者では、神経系、免疫系、代謝機能に基づく異常が認められているが、症状や病因との関係は不明であることを説明する。
CFSを証明するのに十分な精度の診断試験がないため、CFSの正当性を疑問視する医師や、罪悪感を抱く患者もいることを説明する。患者は、自分が本当の病気であることを理解していると信じなければならない。
正直であることを約束する。患者は、過去の否定的な経験から不信感を抱いている場合があり、信頼を回復するには多大な時間がかかる場合がある。すべての患者を助けられるわけではないことを受け入れる。
患者が心配している、あるいは心配している具体的な診断の問題に取り組む。多くの患者は、がんや後天性免疫不全症候群(AIDS)など、まだ診断されていない恐ろしい病気にかかっているのではないかと心配している。そのような言葉にならない不安を引き出し、それに応えるようにする。
これは新しい病気ではないこと、 数世紀前から医学文献に記載されていることを説明し、過去30年間の研究により、CFSに関する知識が向上していることを強調する。

必要であれば、患者や雇用主と仕事の変更の可能性について話し合い、仕事を続けられるようにする。そのような変更の例としては、パートタイム勤務、在宅勤務、仮眠や休憩を取ることなどが挙げられる。
CFSの最適な治療法については、多くの議論が残されている。臨床医と患者は、危険である可能性があり、多くの場合高価である実績のない治療法の使用には慎重であるべきである。また、カウンセリングや運動療法(例えば、認知行動療法や段階的運動療法)は、患者によっては有意義な効果をもたらすが、他の患者にとっては、効果が限定的であったり、労作後疲労を引き起こしたりする可能性がある。

 

端的に言えば「とにかく寄り添いましょう」みたいな感じでしょうか❔🤔

困りましたねぇ💦

より細かい内容につては次回~~~