先週Pfizerの方がクリニックに来て
をもとに
強烈にPfizer製の「パキロビッドパック」という治療薬を推して帰って行かれました💊
雀的には「あれれ?ほんと?」と思う点があったので
最新治療について勉強です✍
ちなみに治療の手引きは公開されています👇
https://www.mhlw.go.jp/content/001136687.pdf
まずはこの「手引き」のほうから📖
治療戦略はこうです👇
重症化リスクが低い人
いわゆる健康体では対症薬でよいと💊
風邪薬を飲んで、しっかり休みましょうという方針です
重症化リスクが高い人
高齢や肥満、特定の疾患を持つ方などの、高リスク群に当てはまる方は
コロナの治療薬の適応となります💊
これまで雀はラゲブリオ(モルヌピラビル)を優先的に使用してきました
パキロビッド(ニルマトレルビル/リトナビル)は併用禁忌の薬剤が多く
腎機能によって容量の調節も必要であったため使いにくいというのが大きな理由です
今回最も大きな影響がありそうなのがこの治療薬の選択で
上記のチャートを見てわかるように
第一選択をパキロビッド(ニルマトレルビル/リトナビル)
次点としてレムデシビル
レムデシビルも使えない時はラゲブリオ(モルヌピラビル)
という扱いとなっています💦
この根拠となるものがこちら👇
右端に記載があるように
「モルヌピラビルは重症化リスクの高いワクチン接種済者において入院や死亡を減らさなかった」という報告です
ラゲブリオ投与しても意味ないじゃ~ん❕って話ですね
一方でパキロビッドの優秀感👇笑
初診の、しかも発熱で来ている患者様の内服薬を事細かに聞くことは難しいし、
ましてや腎機能なんてわざわざ採血してまで調べないですよ~😓
と言った時のPfizer社員の圧はすごかったです💦
「でもラゲブリオは効かないんで❕」と、、、
(Pfizer社と因縁があるから言ってるわけではないですよ❓笑)
我らがUpToDate様でちょこちょこ情報は更新していますが
効かないというところまでは見たことなかったなぁ、、、
と思い違和感(と圧❕笑)を感じたので
しっかり調べてみることにしたのでした💡
そしたら驚き桃の木山椒の木(←予測変換)
次週乞うご期待❕❕