水曜日は夜。

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大事な妹~みーちゃんへ~

まだまだ整理がつかない

今も家に帰ったら出迎えてくれるんじゃないか

死んだなんて嘘じゃないか、、、

 

でもやっぱり

みーの部屋はある時から時間がとまって

そこだけはいつまでも寒い冬で

いつまでもみーは綺麗なままで

老いていくのは自分だけで、、、

 

人生でこれまで一番時間を過ごしてきたのは両親

でも最後に一番長く一緒にいるのはみーのはずだった

 

両親を二人で見送って

俺らもおじいちゃんとおばあちゃんになって

小さい頃の想い出話をして

「そんなことあったっけ?」なんて言ったりして

 

そんな未来しか考えてなかったのになぁ。。。

 

 

家族みんなで食べるご飯

「あれ?俺全然しゃべらないな」と思ったら

そうか、みーを笑わせたくていつもあんなにしゃべってたのか、、、

家族みんなに話してると思ってたけど

いつもみーの笑うところを見て「笑わせたった」と思ってたのか

 

初めて気付いたよ

 

いつも追いかけてくれた大事な妹

 

「自慢のお兄ちゃん」

「なんでもできちゃうお兄ちゃん」

「頼りになるお兄ちゃん」

 

そう言ってくれてたけど

全然そんなことはない

 

とっても優しくて

人のことを気遣えて

東京で読者モデルもして

子供をとってもかわいがってくれて

 

自慢に思ってたのは俺の方

 

手が空いた時に研修医に「兄妹いるの?」とよく聞いてたなぁ

あれはきっとみーのことを話したかったから

 

こんなに優しくて仲良しでかわいい妹がいるってみんなに知ってほしかったから

 

俺のほうがずっとず~~~っと自慢に思ってたのに

そんなこと知らずに旅立ってしまったね。。。

 

 

最後に交わした言葉は

「ママもお兄ちゃんもそうやって言ってくるのが嫌だ!」

 

生まれて初めてみーに怒られた。。。

 

きっと精一杯のSOSだったんだろう

そんなことにも気づかず

「今はほっといてあげればいい」なんてわかったふりして

ほんとにバカだ、、、

 

 

頼りたかっただろうに

お兄ちゃんには奥さんがいて

子供もいて

家庭をもってるからって

 

あんまり口だしたら嫌な小姑になっちゃうからって、、、

 

 

辛かったのはみーのほうなのに

それでも気遣ってたのはみーのほうで

何も気付かなかったのは俺のほう

 

 

どこが自慢のお兄ちゃんなんだか、、、

みーの自慢のお兄ちゃんは一番大事なときに何にもできなかったよ

 

 

こないだみーとおばあちゃんが夢に出てきました

よく笑い、怒るときは怒り、そしてすごく優しい大阪のおばあちゃん

とっても大事にしてくれたおばあちゃん

 

ちゃんと一緒にいるんだってわかりました

 

おばあちゃんのことだからみーはひどく怒られたでしょう?

 

そっちは楽しいですか?

 

あと何年したら会えるかな?

 

 

 

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